見初めた林檎の花
氷河期に風が吹いたんだ
落ちた先には夢が
枕に詰めたドライフラワー
拒絶する鏡は割れてしまった
黙ったままのカナリア
君と僕だけの群像劇
清い生活
刻み続けよう明日を
赤い頬が生きていると伝える夜
何色が貴方を苦しめたの
甘やかな劣情に身をゆだね
首をくくる時に君の目を見たんだ
「ようこそエデンへ」
三日月みたいに笑った目
恭しく厭らしい
ちらつく瞳を金色に光らせる
僕の頭を埋めてくれよ
酔い醒ましの夜景
喜びを生け贄に
舌が熱くてかなわない
踊る影を盗み見た
右手の花に隠した棘
人差し指に自己嫌悪をこめて鉄砲のふり
あれは7月のゆらめき
無邪気なふりをする女神
デーモンか死神か?
道化が手の甲に口づける
1+1と1:1
透けてる君の寝顔に笑い転げた
抱きかかえた身体は夜明けに脆く
ドッグ・イート・ドッグ
ループを跨いだ午前2時
絶望と37.6℃
呼吸がちかい
短い天国でした
酷い泣き顔を鎧で隠した
えくぼに嫉妬
踏み潰した林檎
弱い心臓に鞭をください
リアル・クイーン
A級ストーリー
飴を噛む後味の悪さ
君をとっちゃった
茶番劇から退場してみな
蝋梅
title / 自作発言は× 他、良心に沿ってお好きなようにお使いください。
0コメント